こんにちは、むたこなです。
本日はゲームプログラマに就職・転職するにあたって必須とも言われているポートフォリオの
作成タイミングについて書いていきます。
内定が欲しい時期が決まっている方は必見ですので是非ご覧ください。
なお、ポートフォリオの作品はゲームであることを想定しています。
なるべく早く
ポートフォリオの作り始めるタイミングはずばり”なるべく早く”です。
なぜなら多くの場合スケジュール通りに作業が進まないためです。
特にゲーム制作はスケジュール通りに進めることが非常に難しいアプリケーションです。
企業が作るゲームですら発売延期になっている事からもわかっていただけると思います。
スケジュール通りに進めることが難しい理由は主に以下の3つです。
- 技術的に難しく作業が滞る
- バグが取り切れない
- 遊んでみたら面白くなかったので仕様を変更する
これら遅延の原因は、ゲーム制作を行うなら必ず遭遇するものです。
プロが作るゲームでも発生します。
ポートフォリオを作る際にも遭遇するでしょう。
しかしこれらは悪い要因ではありません。
より良い作品を作るために必要な作業ですので、
ゲームを作るならそういうものだと割り切る必要があります。
また、一人の力でポートフォリオを作る場合、企画、モデル、背景、モーション、プログラミング等、本来それぞれに専門職が存在する内容をすべて自分ひとりでやる必要があります。
これらに対応するのにも相当な時間がかかることは想像に難くないでしょう。
このような理由からスケジュール通りに作品を作るのは非常に難しいです。
とはいっても技術力が足りない
しかし、これらのことを理解していても、
「勉強が足りていない」と考えすぐに作品作りに取り掛かれない方が多いのではないでしょうか?
より良い作品を作るため、基礎を固めようと考えている方です。
勉強することはとても重要です。
プログラマでいる間は勉強をし続ける能力が求められます。
また、より良い作品を作ろうとする意志はプロとして大事な力です。
それでも、就活時期が決まっている方であれば、
なるべく早く作品作りに取り掛かるべきだと考えます。
なぜなら実践でしか得られない知識があるからです。
実践でしか得られない知識
プログラマを目指しているのであれば、当然プログラミングの勉強をしていると思います。
しかし、ゲームはプログラミングの知識だけでは作ることができません。
例えば、企画の知識は必ず必要です。
自分の技術力とやりたい事を天秤にかけ、身の丈に合った仕様を考える必要があります。
このような知識を得るには実際にゲーム制作を行う必要があります。
プログラミングの勉強だけでは習得できなかった知識です。
つまり、どんなにプログラミングの勉強をしても万全な状態で作品作りに挑めるわけではないということです。
それなら、なるべく早く作品作りに取り掛かるべきだと考えています。
時間があるなら
早く着手したことで想定していたよりも早く作品が出来上がるかもしれません。
それはとても喜ばしいことです。
就活までに時間があるなら、その作品のアップデート、または2作目を作ることができます。
これらの作業は前回作った作品に足りなかった部分を補う変更や、
反省点を活かしたものになっているでしょう。
それはつまり、企業の一番求めているPDCAサイクルを行える人材であることを証明していることになります。
面接時に聞かれる「苦労した点は何ですか?」はおおよそ面接者のPDCAの体験談を聞いていますが、それに対して100満点の回答ができることでしょう。
まとめ
良い作品を作るためには結局実践を積む必要があります。
そのためにも早くから作品作りに取り掛かり、様々な知識を得ることが必要だと考えます。
皆さんも、なるべく早く取り掛かれるようにしてみましょう!
ちなみに、早く取り掛かりたいけどどうしても技術力が足りないという方もいらっしゃると思います。
現在はAIや教本を駆使することで多くの問題に対応できますが、それでも解決できない時はこの記事を書いている私がサポートを行うサービスがありますので、良ければチェックしてみてください。
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