先日、ホロライブ星街すいせい2nd Live「Shout in Crisis」を観てきました。
声だしが急遽解禁され大いに盛り上がりました。
ライブでは星街すいせいさん(以下、すいちゃん)の歌声にとても感動しましたが、
私はそのライブの演出にもとても感動しました。
理由は、すいちゃんが”浮き出て”見えたからです。
現地にいた方なら、同じようにすいちゃんが浮き出ているように感じたのではないでしょうか?
今回は普段ゲームを作っている知識を使って、憶測でその理由を書いてみようと思います。
※注意※
この記事に書かれている内容はすべて一個人の憶測によるものです。
実際の技術については公開されていません。
ポイントになる技術
浮き出て見えた理由でポイントとなる技術は大きく3点だと考えます。
「解像度」「ライティング」「フレームレート」です。
解像度
浮き出て見えるのに、最も多く貢献したのは解像度だと考えます。
おそらくライブでは8K、もしくは16Kほどの高解像度ですいちゃんを映し出していたと考えます。
家電量販店でこれらの高解像度テレビを見たことがあるなら経験があると思いますが、
高すぎる解像度の映像をみると、”浮き出て”見えたことはありませんか?
光の情報量が現実と近くなったことで、映像と物体の境があいまいになり、
結果的に浮き出ているように感じると思っています。
※文献などで調べた内容ではないので、ご興味ある方は正確な情報を調べていただければと思います。
ライブではこれと同じ現状がすいちゃんに起こったのでしょう。
ライティング
本人も後日談で語っていましたが、今回のライブはライティングにとても力が入っていたように思えます。
舞台に設置してあるライトがすいちゃんのほうに向くと、すいちゃんに光が当たり影ができるようになっていました。
言われてみないと気付かない細かい演出だとは思いますが、これが映像をより物体に見せる演出になっていたのではと考えています。
(結果的にそうなったのか、狙ってやったのかは定かではありませんが。)
影もとても細かく落とされており、遠くから見るとすべて本物の影に見えました。
フレームレート
人間が映像だと認識できないレベルの高いフレームレートですいちゃんを映し出していたと思います。240FPSもしくはそれ以上だったかもしれません。
すいちゃんの動き、髪やスカートの揺れもの等、すべてが滑らかに動いており、
現実との差がほとんどないように感じられました。
まとめ
ほかにも浮き出て見えた要因はいくつもあると思います。
例えばモニターの光度なども要因に入ってくるのではないでしょうか?
(途中、舞台の光る棒がモニターにも映るタイミングがありましたが、
どちらが物体でどちらが映像なのかわかりませんでした。)
実はVTuberのような2Dに生きるアーティストのライブに参加するのは初めてでした。
最初は映像を見るのならライブビューイングと差異ないかなと思っていましたが、
ここまで技術と演出が進歩しているとは思いませんでした。
とても感動しました。
ところで、これらの技術を動かすマシンとはいったいどのようなものなんでしょうか?
とんでもなく高スペックなものが要求されることは想像に難くなく、
私たちが想像できるようなPCとかではないのでしょうね。
さいごに
星街すいせいさんのチャンネル登録よろしくお願いいたします!
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